英会話学習法も多様ですが、最も先進的な学習法の一つはオンラインによるものでしょう。
確かにパソコンやスマホさえ用意すれば、いつでもどこでもマンツーマンレッスンを受けられるのは魅力です。
しかしオンラインにもデメリットはあり、選択肢の一つに過ぎないということは留意する必要があります。
最大のメリットは価格が安いことです。
毎日数十分受講しても、月額5000円前後の支払いで済ませられます。
通学のスクールなら1時間に満たない授業に5000円以上支払いますから、驚異的な価格と言えます。
またマンツーマンであることもメリットでしょう。
英会話は仕事や学業の合間の貴重な時間を割いて学ぶものです。
限られた時間内で会話の量を担保するためにも、マンツーマンは効率の良い学習法です。
通学のスクールにもマンツーマンのプランはありますが、費用は桁が変わります。
さらにタブレット・スマホ・PC一つでどこでも受講できるのもメリットです。
他にも深夜の受講が可能である点もメリットとして挙げられます。
通学のスクールで深夜と早朝に学べるプランは恐らく存在しないでしょう。
他方、デメリットもあります。
よく指摘されるのは講師の質です。
通学のスクールでさえ、講師の採用基準は曖昧です。
資格などは要求されず、ネイティブであれば難なく採用に至るスクールも少なくありません。
ましてオンラインの講師などの場合、まともに選考されていないケースはさらに増えるでしょう。
もちろん中には能力の高い講師もいますが、いい加減な動機と態度で講師を名乗っている輩も多数存在します。
通学とは違い講師を変えることは簡単ですが、良質の講師に巡り合うまでのコストを受講者が払わなければなりません。
その他のデメリットとしては、リアルな英会話との違いを挙げることができます。
リアルタイムでカメラ・マイク越しの授業が展開されたとしても、声の調子や身体の動きの感じ取り方は直接対面とは異なります。